カメラの買取について書く前に、お金の話より先にお伝えしたいことがあります。それは、カメラの中に写真が残っていることがあるということです。
このページでは、まず処分・売却の前に必ず確認してほしい2つのことをお伝えし、そのうえで値段がつく可能性があるカメラの特徴と、査定の進め方をまとめます。
カメラは、故人が何を見て、何を残したかったかが分かる遺品です。売る・捨てるを決める前に、まず中身を確認してください。
売る前でも、捨てる前でも、まずここを確認してください。あとから取り戻すことはできません。
フィルムカメラの場合、撮影途中のフィルムが入ったままになっていることがあります。裏蓋を開けずに、まずカメラを見て、フィルムが装填されているか確認してください(裏蓋を開けると感光して写真が失われます)。
フィルムが入っていた場合、写真店で現像すれば、故人が最後に撮った写真が出てくることがあります。何十年も前のフィルムでも、現像できる場合があります。
デジタルカメラの場合、SDカードなどのメモリーカードが入ったままのことがよくあります。写真が残っているだけでなく、そのまま売却・処分すると個人情報が第三者に渡ることにもなります。
カードは必ず抜き、パソコンなどで中身を確認してください。査定に出すのは、そのあとで構いません。
着物や骨董は、売ってしまっても「お金に換わった」だけです。しかし写真は、失われたら二度と戻りません。だからこのページでは、買取の話より先にこれを書いています。
長期間電池を入れたままにすると、液漏れを起こして内部を腐食させることがあります。こうなると修理も難しく、評価も大きく下がります。
すぐに査定に出す予定がなくても、見つけた時点で電池だけは抜いておいてください。これは費用のかからない、確実な価値の保全です。
レンズにとって最大の敵はカビです。押し入れや物置に長期間置くと、レンズ内部にカビが発生して評価が下がります。風通しのよい場所に置き、早めに査定に出すのが安全です。
「古いから価値がない」とは限りません。むしろ古いフィルムカメラに需要があることもあります。
| 種類 | 見るところ |
|---|---|
| フィルム一眼レフ | 国内外の主要メーカーのもの。いま再評価されている分野とされています |
| 交換レンズ(オールドレンズ) | 本体より高く評価されることもあります。まとめて出してください |
| レンジファインダー機 | クラシックカメラとして需要があるとされています |
| 二眼レフ・中判カメラ | 上から覗くタイプ、フィルムが大きいタイプ |
| デジタル一眼・ミラーレス | 比較的新しいモデルは需要があります。年式が新しいほど有利 |
| 周辺機器 | 三脚、ストロボ、フィルター、露出計、カメラバッグなど |
使い捨てカメラ、量産されたコンパクトフィルムカメラ、古い低画素のデジタルカメラは、値段がつきにくい傾向があります。ただしまとめて出せば引き取ってもらえることもあるので、単体で判断せず、あるものを全部見てもらうのが確実です。
シャッターが切れない、電源が入らない――そうした状態でも、部品取りとして評価されることがあります。とくに古いフィルムカメラや交換レンズは、修理して使いたい人がいるためです。
ご自身で「これはもうダメだ」と判断せず、状態を正直に伝えたうえで、査定に出してみてください。
もちろん、まったく値段がつかない場合もあります。カビがひどい、内部が腐食している、需要のない機種である――といったケースです。当サイトは「壊れていても必ず売れます」とは書きません。
▶ カメラ・レンズを無料で査定してもらう(ウリエル)
▶ カメラ以外の遺品もまとめて見てほしい方はこちら(バイセル)
付属品の有無で評価が変わることがあります。押し入れやカメラバッグの中も探してください。
カメラとレンズは重く、精密機器なので梱包に気を使います。点数が多い場合は、自宅まで来てもらう出張査定のほうが負担が少なく、破損の心配もありません。
このページについて
カメラの評価に関する記述は、買取事業者の公開情報および写真機材の一般的な知識にもとづいています。買取価格を保証するものではなく、評価は品物の状態・時期・依頼先によって大きく異なります。フィルムの現像可否は、フィルムの種類や保存状態によって異なります。
・古物営業法/警察庁 ・訪問購入に関する相談事例/国民生活センター
・相続放棄について/法務省
※ 実際のご判断は、査定を行う事業者および専門家にご確認ください。